登場人物紹介 #01ver.

   
※ 注: #01本編を読む前に、先に#02〜以降の登場人物紹介・試し読みを読んでしまうと、#01本編が思っくそネタバレして
   つまんなくなると思うんで
、どうせ無料配布なんで、そっち読む前に#01の無配をお求めください。そして先に読んでから続きをどうぞ。
    (・∀・)



     キーツ・ガートラント ♯01のときの年齢は17歳               


      存在感が限りなく透明に近い、空気のような
エア主人公

      主人公っていうか、本当は「主人公A」っていう位置だったんですが、いつの間にか「主人公B」
     がナチュラルに主人公の座から更迭されていたため、たぶん主人公はコイツ。……たぶん……。

      #01の表紙を、どうするかと人に聞くと、「やっぱりキーツじゃない?」と言われる度に、「ええええ、キーツぅぅ?
     そんな本見るからに売れなさそうでイヤなんだけど! なんか在庫過多売れ残りの呪いとか掛かりそう!」

     作者(注:生みの親)に言い放たれていたカワイソウな少年。
全体的に存在感がなく、キャラが薄い。

      基本的に本人は取り立てて傑出した点のない、良くも悪くも平々凡々としたごくごく普通の少年だが、一片の
     違いもなく「オニ」である純度100%人でなしの兄をいつも心の中でクソみそに言っているくせに、ウザいほど常に
     一緒にいるという重度のブラコンである。ということが、どうやら大体は彼の一人称形体で進む小説本編の行間から
    やたらだだ漏れている
ようで、大概の方には「あんな極道みたいな兄ちゃんにどこまでもくっついていくカワイソウな弟」
     という認識をされる。概ね主人公である彼にプライバシーというものはないと思われる。
      あと、すごく打たれ強いが、もともと頑丈なだけで伏線でもなんでもないらしい。
      よく聞かれますが、
すごく頑丈なサンドバッグみたいなもんだと思います。

     長身でモデル体型の美男な兄貴が常に身近にいるので余計にか、身長の低さはだいぶコンプレックスのようだ。

     RPGで言うと、「まどうし Lv.1」の状態のまま、一切成長がない感じの、すごく役に立たない主人公。




     アーノルド・ガートラント ♯01のときの年齢は23歳             


      鬼畜、超人非人。非常に気が短く血の気の多すぎる、
残念なチンピラキーツの六つ上の実兄。 愛称は「兄貴」。

      本来「主人公B」だったはずだが、あれやこれやとトラコレを再始動させるに際しいろいろしている間、この話における
     「ヒーロー」であることに終始していて、完全にウッカリと「主人公B」であったことを忘れ去られていたので、
     「あ。もういいや、コイツは主人公Bの座から更迭しちゃおうかな……」 となった超絶★残念系ヒーロー。(実話です)


      誕生したのは10年以上も前だというのに、今をときめく(?)大変に
「残念な」「イケメン」と思われるクールビューティな男。
     (とりあえず、黙って大人しくしていればそう見える)
      まだ、だいぶみんな猫を被っている感じの本編一話目(#01)から、今読み返してもすでに一人だけぶっちぎりの残念さ
     がほとばしっているが、やりたい放題のらくがきコーナー:「トラコレ激情!」では更なる残念さを披露しまくってしまっている。
     
「※登場人物が全員イタイので絆創膏を貼っています」のキャッチコピーは、彼無くしては決して生まれなかったであろう。
     
     同情に値しない最低の性格のためか、最も容赦なくdisられている看板キャラクター。
     生みの親としての愛はどのキャラクターにもあるが、彼に関しては10年余りの間に、愛が一周回って憎しみへと変貌しつつある。
     愛と憎しみは表裏一体の余談として、自分では最も描きづらい絵のキャラクターであるため、四六時中憎悪と殺意に満ちているが、
    描いてもらえると最も嬉しいキャラクターでもあったりする。







     アリア・クランベル                                 


      #01ではネタバレになるので詳細は省くが、本来主役三人、紅一点(現在は主役は四人)の「ヒロイン」だったはず
     が、現在では、もはや「ヒロイン」ですらないのでは……? と思われる不憫なリストラガール。
 
      たぶん、「メインヒロイン」から「サブの攻略不能キャラクター」くらいのポジションにまで格下げされてしまった感じだが、
     最近では「むしろヒーローでよくね?」というふてぶてしいオーラを纏ってきて困る。

      基本的に、主要キャラクターの中で最も正統派なイケメン(女子)である。




     ルイ・ユエ(月涙)                                 


      #02から本格登場。原案では存在すらしなかった名無しのモブ人物(キャラ)だったが、2003年頃のメルマガで初
     登場、当初はほぼ一回で使い捨てのはずだったが、なんとなくお気に入りになり、その後下剋上して現在はあらゆる意
     味で、仮に本編中に登場していなくても触れておかなくてはならないほどの存在に成長。

      本当ならば#01からガッツリ登場させたいのだが、ストーリーテリング? 的に基本ルイは♯02からの本格登場
     となります。なぜか生みの親からも、なんとなく呼び捨てできないな〜という理由で、「ルイさん」だったり「ルイちゃん」
     「るいたん」と呼ばれ、日夜一方的な愛を注がれセクハラを受けている看板娘。
      
      基本的に、作中唯一と言っていいくらい「まっとう」な生き方をしていた善良な一市民のはずだが、いつの間にか巻
     き込まれ、たいへん不憫なことに。でも負けないで欲しい。

      「真のヒロイン」にして「恋愛担当」とジョークで言っていたらマジになってしまったおそろしい子。